オリジナルTシャツの作り方 シルクスクリーン

シルクスクリーン印刷は、1色ごとに「版」を作り、その版の穴からインクを押し出してTシャツに印刷する方法です。市販のアパレルブランドでも広く使われている印刷方法で、耐久性が高く、何枚も同じデザインを作るのに向いています。

全体の流れ

① デザインを作る

② 版(スクリーン)を作る

③ Tシャツをセットする

④ インクを刷る

⑤ 乾燥・熱処理する

完成

必要な道具

初心者ならこれだけ揃えればOKです。

  • スクリーン(アルミ枠または木枠)
  • メッシュ
  • 感光乳剤
  • スキージー(ゴムベラ)
  • 水性シルクスクリーンインク
  • OHPフィルム
  • プリンター
  • 露光機(またはUVライト)
  • ドライヤー
  • アイロンまたはヒートプレス
  • Tシャツ
  • マスキングテープ

STEP1 デザインを作る

まず印刷したいデザインを作ります。

初心者なら

  • ロゴ
  • 文字
  • イラスト

で作ること。

STEP2 OHPフィルムに印刷

デザインを

OHPフィルム

へ印刷します。

真っ黒に印刷するのが重要です。

薄い黒だと失敗します。

レーザープリンターの方が成功率は高いです。

STEP3 スクリーンに感光乳剤を塗る

スクリーン全面に

感光乳剤

を塗ります。

なるべく均一に。

厚すぎても薄すぎてもダメ。

その後

真っ暗な場所

で乾燥します。

ここで光に当てると失敗します。

STEP4 露光(版を作る)

乾燥したスクリーンに

OHPフィルム

を密着。

その上から

UVライト

を照射します。

イメージ

UVライト

OHPフィルム

スクリーン

黒い部分だけ光が当たりません。

STEP5 水洗い

露光後、

シャワーで洗います。

すると

黒い部分だけ

感光乳剤が流れます。

そこが

インクの通り道

になります。

これが「版」です。

STEP6 Tシャツをセット

Tシャツの中に

厚紙

を入れます。

理由

  • 裏写り防止
  • シワ防止

位置を合わせます。

STEP7 インクを乗せる

版の上に

インク

を乗せます。

□□□□□

■■■■■←インク

くらい多めでも大丈夫。

STEP8 スキージーで刷る

ここが一番大事。

45度くらいで

一気に引きます。

■■■■

力を入れすぎない。

一定速度。

通常は

2回程度

引けばOK。

STEP9 版を持ち上げる

ゆっくり持ち上げます。

きれいに印刷されていれば成功!

もし

  • インクがにじむ
  • かすれる

なら

  • インク量
  • スキージー角度
  • 圧力

を調整します。

STEP10 乾燥

自然乾燥でもOKですが

ほこりが付かない場所で乾燥。

30〜60分程度。

STEP11 熱処理

これを忘れると

洗濯で落ちます。

家庭なら

アイロン

中温〜高温

当て布をして

約2〜3分。

ヒートプレスなら

160℃前後で約20〜30秒が一般的です。インクの指定条件があれば、それに従うのが確実です。

洗濯できるようになるまで

熱処理後

約24時間

置くと安心です。

その後は普通に洗濯できます。

よくある失敗

① にじむ

原因

  • インク多すぎ
  • 力入れすぎ

② かすれる

原因

  • インク不足
  • 一回しか刷っていない

③ 穴が開かない

原因

露光しすぎ

④ 全部流れた

原因

露光不足

⑤ 洗濯したら剥がれた

原因

熱処理不足

初心者におすすめの方法

最初から本格的な道具を全部揃えるより、「Tシャツくん」などのスターターキットを使うと、露光や製版に必要な道具が一式揃っていて失敗しにくいです。

本格的に販売したいなら

もし将来的に「オリジナルブランドを作って販売したい」という目標なら、次の順番で覚えるのがおすすめです。

  1. 単色プリント(白・黒など)
  2. 2色刷り
  3. 多色刷り(位置合わせ)
  4. ラバーインク・発泡インクなど特殊インク
  5. 大量生産のコツ

ここまで身につけると、市販ブランドと同じような品質のTシャツ作りを目指せます。

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